校外実習 毎年、半数程度のゼミでは、毎週の演習授業に加え、「校外実習」という2週間ほどのフィールドワークをセットにして学んでいます。各ゼミのテーマに沿って主に海外の諸地域で実施され、ゼミで学んできたことを実際に自らの目で確かめ、蓄積してきた力を試す、またとない機会となっています。 実習では関連する国際機関の訪問、現地の学生とのディスカッション、社会調査、エコツーリズムに関する学習など、現地の人々との関わりを大切にしながら様々な体験をします。 語学の壁にぶつかりつつも、ゼミのテーマを頭の中だけの理解ではなく、体感して理解することができるという点で、大学生活の中で最も有意義な時間の一つとなるでしょう。 ヨーロッパ フランス(浪岡ゼミ) テーマ「フランスにおける社会的排除と宗教運動」 訪問先:パリ、エクサンプロヴァンス、リヨンカトリック大学国際関係学部、他 ドイツ(久保田ゼミ) テーマ「『負の歴史』とどう向き合うか?」 訪問先:ドイツ連邦共和国 ミュンヘン:国民社会主義資料センター、ユダヤ博物館 ダッハウ:ダッハウ強制収容所記念館(ワークショップ) ハイデルベルク:ドイツ・シンティ・ロマ文化資料センター(ワークショップ) ヴォルムス:UNESCO世界遺産―ユダヤ教関連施設 ネッカーエルツ:ネッカーエルツ強制収容所記念館(ワークショップ) フランクフルト:ユダヤ博物館、ゲットー博物館、ヴェストエンド・シナゴーグ 詳細はこちらから アジア全域 アラブ首長国連邦、ウズベキスタン(大川ゼミ) テーマ「イスラームの多様性を知る」 訪問先:クルアーン写本館、シルクロード遺跡、ドバイ博物館、イスラーム博物館、他 イスラエル(孫ゼミ) テーマ「国家・民族の国際関係学」 イスラエル、ヨルダン、レバノン(平山ゼミ) テーマ「世界の健康自立について」 訪問先:シリア(難民調査) インドネシア、東ティモール(賴ゼミ) テーマ「グローバリゼーションと東南アジアの諸問題」 韓国(阿部ゼミ) テーマ「韓国で人権と平和について考える」 訪問先:韓国・ソウル:植民地歴史博物館、景福宮、青瓦臺、戦争と女性の人権博物館、安重根記念館、西大門刑務所、重明殿、徳寿宮、他 韓国(李ゼミ) テーマ「経済学的な考え方と分析方法を学ぶ」 タイ(重冨ゼミ) テーマ「農業農村の開発問題」 訪問先:ロイエット県ムアンブア村でホームステイ、チェンライ県Doi Chaangコーヒー工場見学、他 詳細はこちらから 北米 アメリカ(野口ゼミ) テーマ「21世紀に受け継がれるアメリカン・インディアンの思想・抵抗・コミュニティ」 訪問先:アリゾナ州アパッチ保留地(White River Apache)、ホピ保留地、ナバホ保留地、他 詳細はこちらから 日本 島根県(賴ゼミ) テーマ「中山間地域・離島地域に学ぶ公共政策のあり方」 訪問先:飯南町(中山間地域研究センター、谷笑楽校)、邑南町(食の学校、うづい通信部)、他 熊本県・宮崎県(林ゼミ) テーマ「ソーシャルな現場で活躍する方々の生き方に触れる」 訪問先:西原村(災害公営住宅)、水俣市(相思社、水俣病資料館、ほっとはうす)、他 沖縄県(青柳ゼミ) テーマ「流行る沖縄から生きる沖縄へ―理解のパラダイムシフト」 訪問先:佐喜眞美術館(基地問題学習)、栄町(まちぐゎ~探索)、沖縄市(コザの街視察)、うるま市(現代版組踊とその歴史的根拠を探る)、大浦湾久志地区(民泊体験)、本部町(海洋文化の理解)、那覇国際通り(文化のコンタクトゾーン探索)、他 沖縄県(森ゼミ) テーマ「多文化主義の視点から読み解くアメリカ文化」 訪問地:那覇市、宜野湾市、沖縄市、読谷村(FMよみたん、コザ・ヒストリート、Torii Station, ユンタンザミュージアム、沖縄国際大学、佐喜眞美術館、沖縄県平和祈念資料館、ひめゆり平和祈念資料館等) 静岡県・三重県・和歌山県・奈良県・熊本県(平山ゼミ) テーマ「ローカリゼーション、特にエコビレッジの体験学習」 訪問地:南伊豆ニュービレッジ、きのくにこども村、エコビレッジ三角サイハテ、球磨、笑郷まほろば、グリングリン 詳細はこちらから 1 2 3 4 5