私が教えるGender and Societyのクラスで、日本の女性政治家について、ある英語の論文を読み議論をしていました。英語圏の研究者が書いたその論文では、自民党の女性議員は自分が母や妻としての労働を経験しているから、その経験に基づいた視点は女性独自のものであり、政治に反映されるべきという考え方を持ち、それが政治家になる原動力になっていると指摘していました。このような主張に出会ったことがあるかということを話し合っていたとき時、インドネシアからの学生が、インドネシアの女性議員は男性議員と同じようにふるまうことによって、政治家として認められようとしていると語りました。