国際学科カリキュラム

2016年に創立30周年を迎えた国際学科は、日本の国際学教育のパイオニアとして、その伝統を育みつつ、変化する国際環境を反映した常に新しい国際学教育を指向しています。

平和、公正、多様性という国際学の課題に取り組むために、本学科では当初から学際的な教育をめざし、文化、経済、法・政治の各分野の教員が分野を横断する多彩で挑戦的な専門科目を開講してきました。学生たちは「比較文化」「国際・比較経済」「比較法政」の三分野に、「平和」「環境」「多文化社会」の学際的テーマを加えた六つの専攻の中から一つの専攻を選び、それを自らの学修の軸として専門科目を学んでいきます。地域研究科目では、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南北アメリカなど多様な地域の専門家が、分野を越えた学際的な講義を提供します。

国際学を学ぶために、充実した英語力は重要です。国際学科では「専門外国語」という科目名で独自の英語科目を設け、特に一年目には集中的に学びます。二年生以降も継続的に学び、英語力の向上を目指します。国際学科の専門科目のなかには多くの「英語開講科目」が含まれ、カリフォルニア大学からの招聘教授と本学部教員が担当し、各国からの留学生と共に専門科目を学ぶことができます。

一・二年生では教養教育センターが開講する初修外国語(フランス語、ドイツ語、中国語、スペイン語、ロシア語、韓国語、アラビア語など)科目や情報リテラシー科目を履修し、学修の基礎条件を整えます。また、教養教育センターの提供する明治学院共通科目を学ぶことで幅広い教養を養います。

国際学科の専門教育は、上記の専門講義科目に加え、演習をもう一つの重要な柱にしています。一クラス10名程度の演習では、学生と教員の距離が近く、深く学ぶ環境が整っています。一年次の基礎演習では大学での学習の基礎を学び、二年次秋学期から二年半の演習では、ゼミ生同士互いに刺激しあいつつ自分のテーマを追求します。

演習単位で実施する「校外実習」、様々な協定先との留学、インターンシップへの参加など、学外での学習を通じて、講義・演習や書籍から学んだ知識と実体験を融合させる機会もカリキュラムの中で重要な位置を占めています。
最終年度には、寛容な知的環境のもとでのこれらの学習と経験の集大成として、「卒業論文」を演習で執筆します。