明治学院コンサート・シリーズ 第1回 ≪涼を呼ぶ弦楽の響き≫

2005年 7月5日 (火)17:10開演
明治学院大学 横浜チャペル
入場無料 (一般の方々・学生、どなたにも開かれています。)

バッハ/二声のインベンション、三声のシンフォニアより (Vn&Vc/2Vn&Cb)
テレマン/無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲 第七番
バッハ/無伴奏チェロ組曲 第三番ハ長調 BWV1009
ウィニアフスキー/二つのヴァイオリンのための「エチュード・カプリース」
ロッシーニ/弦楽のためのソナタ 第三番ハ長調 (2Vn,Vc,Cb)

夕方のひと時、教職員、学生、近隣のみなさまにキャンパスで気軽に音楽を味わっていただくためのコンサートです。バッハの名曲と併せ、テレマン(バッハと同じ頃、ハンブルグで活躍)、ウィニアフスキー(ポーランドの作曲家、ヴァイオリンのための美しく技巧的な作品で有名)の珍しい作品も演奏します。最後の曲は、「セビリャの理髪師」などオペラで有名なロッシーニによる、二つのヴァイオリン、チェロ、コントラバスという編成の、楽しく美しい、とてもイタリア的な雰囲気の合奏曲です。家路につく前に、ぜひ、お立ち寄りください。

庭山 由記美  にわやま・ゆきみ(violin/baroque violin)
 愛知県立芸術大学を首席で卒業。アメリカのインディアナ大学に渡り、ロシアの巨匠N.シコルニコヴァに師事、演奏家資格を得る。さらに、世界的な名教師として名高いシカゴ・ルーズヴェルト大学の森悠子の下で研鑽を積み、ダニエル・バレンボイム指揮のシカゴ・シビック・オーケストラのセクション・リーダーを務めるなど、ソロに加えて、アンサンブル・ヴァイオリニストとしても成功した。2003年帰国すると、名古屋や東京における独奏会や室内楽演奏会で聴衆の支持を得た。近年は、日本の代表的バロック・ヴァイオリニストの一人である渡邊慶子に師事し、古楽演奏にも新境地を開きつつある。2005年都留古楽音楽祭で演奏。

伊藤 恭子 いとう・きょうこ(violin)
 愛知県立芸術大学大学院を経て、イェール大学大学院音楽科修了。エリック・フリードマンの深い薫陶を受けた。(フリードマンはヴァイオリンの「神様」ヤシャ・ハイフェッツの高弟で、ハイフェッツと共演したバッハ二重協奏曲のCDは名盤。BMG09026-63531-2) アメリカ留学中から、ソロ・リサイタルや室内楽はもちろん、ヴィヴァルディ「四季」のソロ、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲「トルコ風」(テレマン室内管弦楽団)など、オーケストラとの共演でも高い評価を得ている。出身地香川県での「ホスピタル・コンサート」など、地域とのつながりも深い。

半澤 朝彦 はんざわ・あさひこ(cello)
 京都フランス音楽アカデミー、草津国際音楽アカデミー、アスペン長野音楽祭、パリ・シャトー・ドゥ・シャン音楽祭などに選抜され、堤剛、上村昇、毛利伯郎、F.ミュレール(パリ国立音楽院)、H.シャピロ(ジュリアード音楽院)などのマスタークラスで演奏。1997年から5年以上にわたり、巨匠アンドレ・ナヴァラの高弟でパリ・エコールノルマル音楽院チェロ科主任教授である、ジュヌヴィエーヴ・トゥリエールの下で研鑽を積んだ。マートン・カレッジ・オーケストラほかの首席チェロ奏者を努め、数多くの独奏会、室内楽演奏会で好評を博す。オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジで博士号(現代史)を取得し帰国。北海道大学法学部専任講師を経て、現在、明治学院大学国際学部専任講師(国際政治史)。本コンサートの企画を行う。

辻口 智子 つじぐち・さとこ(contrabass)
 北海道教育大学でコントラバスを専攻したのち、桐朋学園大学音楽学部のディプロマ・コースに進む。NHK交響楽団の吉田秀、西田直文に師事。オーケストラのみならず、室内楽やソロにも意欲的で、「アドヴェント・セミナー」でヴァイオリンの松原勝也、鈴木理恵子らのレッスンを受けた。最近は、トリトン・アーツネットワークのコンサートで、日本の代表的チェリストの一人である山崎伸子と共演し、超絶技巧で有名なロッシーニの「チェロとコントラバスのための二重奏曲」を演奏。古楽に対する情熱も強く、桐朋学園では、本邦屈指のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者である中野哲也らから、バロック奏法や通奏低音について多くを学んでいる。