国際政治学2 担当|高原 孝生

学習目標

 今日の平和問題を理解するための基礎として、近現代の国際政治体系において武力行使がどのような抑制のもとにおかれ、またどのようにその制度化が進んできたかを知る。

講義概要

 近代国際社会の成立、戦争のルールの発達、フランス革命・産業革命以後の国際政治構造の変動、戦時国際法の成文化、世界大戦、国際組織の発達、核時代の 到来、といったテーマを追いながら、近現代の国際政治体系における武力行使に対し、どのような規制の努力があったのかを振り返って、その流れをふまえて核 時代における軍縮努力を跡づける。高校で学ぶ程度の世界史(近・現代史)の知識を受講の前提とする。

授業の中で扱われる主なテーマ

  • 「ウエストファリア体制」(近代国家とは)
  • 主権国家の登場(共存の技術としての政治)
  • 貴族のインターナショナル
  • 市民革命と武力
  • ナポレオンの戦争
  • 産業革命と19世紀の戦争
  • 赤十字と戦時国際法
  • 帝国主義
  • 国際連盟・国際連合
  • 不戦条約と戦間期の軍縮
  • ファシズムと戦争
  • 核兵器の登場と核戦略
  • 破壊力の飛躍的増大と「戦争廃棄物」規制
  • 核軍縮の動向:新冷戦・イラク戦争後
  • 「平和構築」のさまざまな試み

《 【国際学科】 講義紹介一覧に戻る