東南アジア地域研究 

学習目標

 第1に、多様な東南アジア地域の経済・社会の発展プロセスと現在直面する課題について理解を深めることを通して、途上国の開発問題を考えること。第2 に、日本と東南アジア諸国との関係について、その歴史と現状をふまえたうえで日本のこの地域における役割を考えること。この授業を通じ、学生諸君が東南ア ジア地域や開発問題に一層の関心と問題意識をもつようになれば幸いである。

講義概要

 東南アジア諸国の経済発展プロセスと経済社会の変容、日本と東南アジアの経済関係に焦点をあてるが、折に触れて歴史・政治・外交問題についても視野に入 れる。主なトピックは以下のとおり。1)日本と東南アジアの関係史(戦前、戦中、戦後)、2)東南アジア諸国の経済発展とその変容(経済成長と発展戦略、 開発と政治体制、生活の質の変化、環境問題、アジア通貨危機とその後)、3)中国の台頭とそのインパクト、4)リージョナリズムと地域協力の進展、5)東 南アジアにおける日本の役割。

授業の中で扱われる主なテーマ

  • 私の東南アジア体験
  • 「アジアの中の日本」:戦前・戦中の東南アジアと日本
  • 二つの戦後:ドイツと日本
  • 「靖国参拝問題」と日中関係
  • 戦前・戦後の日本と東南アジアの経済関係
  • 東南アジア地域の植民地化・独立
  • ASEAN各国の経済発展(シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア)
  • 発展格差とその背景(タイとフィリピン)
  • アジア通貨危機の発生と危機後の構造変化
  • ベトナムの市場経済化と課題
  • ミャンマーはどうなっているのか?
  • 東南アジア経済の課題
  • ASEANの歩みと今後の課題
  • 「東南アジアにおける日本の役割」:日本の対東南アジア政策の推移
  • 外部講師による講演:「東アジア共同体」構想と日本

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