文化交渉史 担当|大木 昌

学習目標

 文化を、静態的、個別的に考えるのではなく、異なる文化との遭遇をとおして、どのように変化してゆくかを、歴史的に、複合的に考えることを学習目標とし ています。そのために、異なる文化が出会ったとき、そこにどのような問題が発生し、相互の文化にどのような影響をあたえつつ変化してゆくのかを、理論的モ デルと実証面から検討します。

講義概要

 講義の最初の3分の1ほどは、文化の遭遇、衝突、受容、変容などの関する理論的枠組みについて話します。つぎに、これらの問題を、宗教とくにイスラム社 会のジレンマ、東南アジアの歴史経験、ファッション、絵画、音楽、スポーツ、医療について具体的にみてゆきます。文化という性質上、映像資料を多数見ま す。

授業の中で扱われる主なテーマ

  • 文化交渉史とは
  • 文化の変容
  • 普遍文化と固有文化
  • 文化変容の理論モデル
  • 西欧文化の挑戦と非西欧世界の対応
  • イスラム世界のジレンマ
  • ファッションの文化交渉史 ― 身体とファッション
  • スポーツの文化的意義
  • スポーツにおける文化交渉 ― ペースボールと野球
  • 東南アジア世界の文化交渉
  • 日本画の成立と西洋絵画との遭遇
  • 音楽の文化交渉史
  • 文化としての医療
  • 日本における伝統医療と西欧医療との相克

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