地誌概説1 担当|森本 泉

学習目標

 地誌の目指すところは地域認識を広げ、かつ深めることである。本講義では、我々の身近な地域認識の実践手段としてトゥーリズムに着目し、我々がいかに他者としての地域を認識しているのか、その結果いかなる現象がトゥーリズムをめぐって生じているのか、検討することを目的とする。また、トゥーリズム現象を複数の視点から再考することを通じて、その現象に対する理解も深めていきたい。

講義概要

 トゥーリズムはグローバル化の進展と共に領域的に拡大し、質的に多様化してきた。また、世界経済に占めるトゥーリズム産業の重要性も年々高まり、とりわけ第三世界においては有効な開発手段として期待が高い。
 このようなトゥーリズムとはいかなる現象であるのか、本講義では、まずこの現象を概念的に理解してから、個別具体的な事例を検討していく。できるだけ視聴覚資料などを用いて地域認識を深めると同時に、これらの作業を通じて、グローバルな視野や思考力を養う。講義内に何度か小課題を課し、受講者の意見を他の受講者にも紹介することで、担当者と受講者、及び受講者間での双方向的な議論のやりとりを図っていきたい。

授業の中で扱われる主なテーマ

  • トゥーリズムの定義
  • トゥーリズムの歴史的発展、地理的発展
  • 観光空間の創出
  • 観光のまなざし
  • 観光をめぐる商品化
  • ホスト&ゲスト
  • ポスト・マス・トゥーリズム

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