国際学部生の参加したレポートがJICA主催『グローバル教育コンクール』で受賞

2012年2月3日、グローバル教育を実践する際に活用できる作品を募集する『グローバル教育コンクール』(JICA主催)の「国際協力レポート部門」で、シリア支援団体サダーカのレポートが受賞しました。このレポート作成には国際学部国際学科3年の南雲千波さんと国際学科4年の武井秋絵さんが参加しており、当日は南雲さんがサダーカ代表として授賞式に参加しました。

【受賞レポート】
2012年度「国際協力レポート」部門 佳作
作品名:シリアの日常、シリアへの支援を通して聴こえてきたシリア人の声
団体名/代表者:シリア支援団体サダーカ(http://www.sadaqasyria.jp/index.html )/田村雅文

特別審査員・わかぎゑふ氏と
授賞式記念撮影の様子(最後列右から2人目が南雲さん)

 

【受賞レポートの概要】
2010年末にチュニジアで始まった政治変動は次々と周囲の国に広まり、「アラブの春」と呼ばれるようになった。シリアも例外ではなく、2011年半ばには「アラブの春」が波及し、未だ収まる様子はない。多くのシリア人が周辺国へと避難し、難民化している。このレポートは2012年8~9月にかけて、明治学院大学の学生2名がシリア隣国で難民が数多く流入しているヨルダンに行き、数名のシリア人と会った際の記録を任意団体サダーカがまとめたものである。  マァンのシリア人宅訪問では、約10年ほど前に同地に青年海外協力隊で赴任していた方に紹介を頂いた地域の難民支援を行うヨルダン人の方に案内をしてもらったせいか、多くのシリア人がどのように家を失い、親戚を失いつつ逃げてきたかを赤裸々に語ってくれた。またあるシリア人の中には、職が無く生活が困難なため危険であろうともシリアに戻らざるを得ない人もおり、必ずやシリアは元気になると言い残し戻っていった。  なかなか伝わってこないシリア人の声に耳を傾け、遠いシリアで起こっていることに気付き、平和や民主主義について振り返る機会になること、また、このレポートがいつかシリア復興時に彼らとって貴重な資料になることを望んでいる。