平山ゼミと鶴見区役所とのワークショップの開催

平山ゼミと鶴見区役所とのワークショップの開催

 7月31日、横浜キャンパスの824教室において、平山ゼミと鶴見区役所とのワークショップが行われました。

 

 神奈川県鶴見区にある潮田地区の住民の実態、ニーズを把握し、福祉保健センター事業改善の基礎資料とすることを目的とし、鶴見区役所から依頼を受け、昨年12月より区役所と共同で調査を始めました。
潮田地区では鶴見区のほかの地域より平均寿命が5歳前後低いことが統計に現われています。
また、潮田地区というのは、外国人労働者や出稼ぎの人たち、日本人の昔ながらの下町気質の人が多い町です。
横浜の寿町ほど問題が顕著でなく、必要な情報が届いていない疑いもあります。
下町気質で自分たちのコミュニティーの結束が強いため、我流で何とかしようとしてしまい、問題が埋もれてしまいがちな地域です。
何か事業を始めるにしても、問題の実態が分からず手の打ちようがないので調べてほしいとのことで調査を行ってきました。
これまで、潮田地域全体の健康に焦点を当てて住民の方や区役所の職員の方、地域の現状をよく把握しているキーパーソンなどにヒアリングなどの質的な調査を行ってきました。
その結果を分析することにより潮田地区の住民の実態に迫っています。
私たちは調査によって得られた情報をまとめ、その結果を踏まえて、どのような立場の人の情報が足りないか、その人はどのようなことを望んでいるかなどを系図化するなど整理し、考察し、その後の調査に反映してきました。
本格的に調査に乗り出した4月から4ヶ月経ち、より詳しい現状が見えてきました。

 7月31日のワークショップではそれまでの調査の中間報告として、データや系図を区役所、ゼミ生がそれぞれ発表し、お互いの成果を共有し、またそれを客観視する第一次衆目評価を行いました。
ワークショップには、区役所の方6名に本学に来ていただきました。
図などに可視化しながら分析を進めてきましたので、824教室中が模造紙で覆われた一風変わったものになっていたと思います。(写真 参照)

まず区役所側からのPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法という分析方法に沿って進められた分析の発表があり、区役所側から分析に対する質疑応答によりさらに情報を引き出していきました。
次にゼミ生から、それまでのヒアリングなどからのデータから得たことを根拠に三角分析を行ってきたことを発表しました。
このように相互に情報交換をしながら進めています。