情報社会論におけるアクティブ・ファブリケーション教育の実践について


明治学院大学国際学部国際学科の専門科目、情報社会論(2016年度秋学期開講)では、より能動的(アクティブ)に現代の情報社会との関わる力をやしなうために、ディジタル技術を用いて実体を作り出す、アクティブ・ファブリケーション(能動的なもの作り)の実践のため、学外の企業やクリエイターとの連携をおこないました。
ウェブ・プロモーション事業をベースとしながらドローンなどディジタル・ファブリケーション領域に発展しようとしている株式会社フォークとの協業により、IoT(Internet of Things)製品試作キットを用いたワークショップや、迅速なディジタル工作機械であるレーザーカッターを用い、ものをこしらえる実践をおこないました。
「あたらしい製品を生むイノベーションは限られた組織が抱え込むべきではない」とのビジョンのもとに活動されている富士ゼロックスの竹内伸さんには、オープン・イノベーション活動の実例を呈示していただきました。
インターネットにおけるセルフ・プロデュースを通じて写真家、ミュージシャン、モデル、DJ、アーティスト、メイカーとして活動するJulie Wataiさんに、オリジナルの世界観を実現することの意義を伝えていただきました。
イギリスの大学院にてディジタルメディアプロダクションを専攻している国際学部卒業生の高木夕貴さんには、ディジタル時代における映像制作手法についてのワークショップを行っていただきました。
情報社会論の受講生は担当教員の指導と外部のクリエーターの刺激を受けて最終課題に取り組み、タブレット収納を備えた多機能ブックスタンド、IoTセンサーを装備し、捕獲時に電子メール通知するねずみ取り機など、日常生活にささやかなイノベーションを実現する製品のプロトタイプを実現することができました。
明治学院大学国際学部国際学科は、情報社会論においてアクティヴ・ファブリケーションの実践に挑戦することで、これまでの国際学部の領域をさらに押し広げて、もの作りの民主化運動、メイカームーブメントに参画できたことをご報告します。

株式会社フォーク
https://www.fork.co.jp/